2010年1月7日木曜日

「ティンカー・ベルと月の石」レビュー

昨日ポーラと「ティンカー・ベルと月の石」を観に行ってきました。

とは言っても、午前中は私テニス、ポーラ冬期講習(国語グループ)最終日。冬期講習終わるのは12時、映画は13時10分から・・・12時6分の電車に乗らないと間に合わない><お昼も食べなくちゃならんし結構ギリギリやもしれぬ・・・とりあえずチケットはインターネットで先にお買い上げ~水曜日レディースデイだからポーラの分合わせて2千円♪幸いまだ真ん中の席が空いていた♪

上映30分前に着いたけどどこかで食事する時間は無くて、しかもポーラが「お弁当がいい」と言うのでお弁当を購入orz 私は上映前に食べ終わったけどポーラは暗闇の中でモサモサと食べておりました。レディースデイだし平日だしティンクだしって事で館内はお母さん+娘さんグループでほぼ満員! 多分男性は1人か2人位だったかも(笑)。

月の石」はピクシー・ホロウにとって命綱。何といっても妖精の粉の木の元になる原動力。妖精の粉が無いと妖精は空が飛べないから。8年に1度しか出ない青い満月の時にこの月の石を使って満月の光を集め、妖精の粉の元が出来るという。そしてティンクが仰せつかったのは、この月の石を納める聖なる杖を作る事。月の石はここ100年でこの1個しか見付かっていない。もしも、万が一にでも月の石を壊してしまったら妖精の粉は作れなくなる。ところが色んな不幸が重なって(ティンクのいつもの癇癪とか)ティンクは9割出来上がっていた聖なる杖と月の石を壊してしまう。もう満月まではあと数日しかないのにどうしたら・・・

自分が引き起こした色々な出来事を全部他の人にせいにしたり、相変わらずの癇癪、ワガママっぷり。でもヘコたれず自分で何とか道を切り開こうとするあの根性(笑)や、ティンク最大の武器である創造力と器用さで、そして不条理を言って仲違いした友達とも仲直りをして・・・で映画館で見るに相応しい壮大なエンディングへ。

うちのTVは42型だからまぁそこそこ大きいけど、こういう空飛ぶシーンが多い映画なんかはやっぱり大きなスクリーンで見ると圧倒感が全然違う!ディズニー映画だから当然画もキレイだし席もスゴく良くて千円以上の価値はあったと思う!

物語としてはいかにもディズニー。でもティンクの破天荒っぷりとド根性ぶり、可愛らしさが存分に味わえると思う。ティンクが無事に聖なる杖を作り上げられるとは思わないもののwそこに至るまでのストーリーもよく考えられていて結構楽しく観られました。ただ正規の値段ででも!・・・と思うかどうかはビミョウ?w

私がディズニーではなく物語としてピーター・パン(ティンカー・ベル含)とアリスが大好き。アリスに至っては好きが高じて中学生の頃船乗りをしている叔父に外国で英語の原書を買って来て貰って今も大切な蔵書。オズの魔法使いやくまのプーさんも大好き。だけどディズニーはイヤw 原書の絵はもっとシンプルでギラギラしてなくてシンプルに物語を楽しめるのに、今やこういう物語は(オズを除いて)すっかりディズニーが基本でファンとしては悲しい限り。

でも!春にはティム・バートン監督ジョニー・デップ出演(チャーリーとチョコレート工場の組合せ)でなんと!「不思議の国のアリス」が上映されるとな♪アリスが主演というより、ジョニー・デップのいかれた帽子屋が主演なのかしらw この人はこういう役がハマるなぁ。パイレーツも最高にカッコ良かったけど。まぁティム・バートン監督なら相当シュールかつ大人向けに仕上がっている事でしょう。今からとっても楽しみです。

***
ポーラは何回か「人のせいばっかりにしてティンクはよくないねぇ」と呟いていた。そういうポーラも何でもかんでも人のせいにする所がある。やれ「パパが」だの「ママが」だのはお得意のフレーズ。本心で自分が悪いと分かっているのかどうかはっきり分からない所が辛い。「自分は悪くない」という思いが人一倍強いように感じるのは否定され続けてきたからなのだろうか。

学校ではトラブルが起こると速攻「ごめんね」と言うそうだ。でもそれは多分トラブルになっちゃマズいという思いからであって、反省が入った「ごめんね」ではないと思うんだよね。暗黒の幼稚園時代のトラウマというか、先生に言われる→親に連絡が入る→自分が怒られる(園時代は他害があったからどうしても怒る事が多かった。途中から方向性を変えたけど遅きに失した感じ)というルートを取られたくないという思いが強いから、「とりあえず謝っておかないと」というとっさの言葉のような気がして・・・これは今でも悩みの1つです。

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